誰もが自由な発想で意見を言う「面白い会社」を目指して

現場にすべての情報があると語る、鈴木社長。今後の目標についても伺いました。

「お客様に認められることが自分たちの生きる道、そのために日々努力して商品企画をしています。成功体験をそのまま続けるのでなく、時代の変化に合わせた柔軟な対応が求められます。そのためには、現場からの情報が必要不可欠なのです。当社の約8割の社員は、お客様と直に関わる業務に就いており、社員からの“なぜこの形なのか、こうしたらもっと効率が良いのではないか”という意見こそ、会社の未来につながる改善や開発への原点となっています。
こうして産み出された製品に対し、「NSP面白いね」と言ってもらえることは、私たちにとって何よりの励みです。

 会社は社員のためにあります。ここで働いて良かったと思ってもらう会社を作ることが目標です。そのためには今よりもっと、誰もが自由な発想で意見を言う面白い会社にしていきたいと思っています。」

次世代を担う若者へのメッセージ

「大変な仕事の中でも、どうしたらやりがいを見つけられるか、考えてみてください。どんな状況や場所でも、おもしろくするのは自分次第、好奇心を大切にしてください。

私は今まで製造部、営業部、常務など様々な部署と役職を経験してきましたが、どんなことも相手があって始まり、誠実に接すれば誠実さが返ってきます。
そして素直さがないと前に進めないということも学びました。社会人経験もなくノウハウも無かった自分は、たくさん怒られましたが、助言を素直に聞き入れることで、周りがたくさん助けてくれました。
ぜひ人の意見を取り入れてみてください。試しにやってみると、意外と良いことがあるかもしれません（笑）素直さは人を伸ばすので、皆さんも素直さを大切にしていってください。」